全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　国土交通省四国地方整備局は２０２５年度、徳島地方合同庁舎の長寿命化対策に新規着手する。建築主体をＷＴＯ政府調達案件対象の一般競争入札で６月ごろ公告する。エレベーター設備の一般競争入札は４月、機械設備の一般競争入札は６月の公告を予定している。
　工事発注規模は、建具改修を実施する建築主体が８億１０００万円以上15億円未満、空調設備や給排水設備を改修する機械設備が３億円以上８億１０００万円未満、エレベーター設備改修が２億円以上３億４０００万円未満となる。
　徳島地方合同庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下１階地上７階建て延べ６７７９平方�b。徳島地方法務局、徳島行政監視行政相談センター、徳島保護観察所、徳島労働局などが入居する。１９７６年に建築され、施設の老朽化が進み、建具の開閉不良や建具周囲・給排水管からの漏水、空調温度の調節がしにくいなどの不具合が発生している。
　そのため、建築主体と空調設備、給排水設備は２０２７年度までの３カ年、エレベーター設備は26年度までの２カ年で、老朽化の進行を防ぐための改修を進める。
　所在地は徳島市徳島町城内６ノ６。設計は宮建築設計（徳島市）が担当した。

提供：建通新聞社