会津若松地方広域市町村圏整備組合は今年度、馬越浄水場で脱水機棟の耐震補強と、脱水機電気設備等の更新を行う。
脱水機棟の耐震補強は5、6月ごろに一般競争で入札予定。施設はRC造3階地下1階建て延べ992.5uで1989年に建設。2013年度の耐震診断で構造物全体が耐震性能不足と判断された。耐震補強と合わせて外壁改修、塗装、建具改修も実施する。当初予算に工事費5786万円を計上している。
設備の更新は6月ごろまでに一般競争で入札する方針。脱水機棟や管理棟の老朽化したコントロールセンタ盤7面、補助継電器盤2面、汚泥供給ポンプ操作盤1面、汚泥供給ポンプ3台が対象。2カ年工事で、当初予算に継続費6億6460万円(25、26年度分とも3億3230万円)を設定している。
実施設計はいずれも日水コンが担当した。会津美里町穂馬地内。
(提供:福島建設工業新聞社)