守山市は、水道ビジョンおよび公共下水道事業経営計画の中間見直しを行う。健全な経営を持続するための条件等を再整理。その実現方策を示す。当該業務の受注者は、公募型プロポーザル方式により選定する。参加申込書の提出期限は5月2日正午まで。
市では、2022年(令和4年)3月に22年度から31年度(令和13年度)を計画期間とする『第2次守山市水道ビジョン』を、21年(令和3年)12月に22年度から31年度を計画期間とする『守山市公共下水道事業第9期経営計画(経営戦略)』を策定した。
これら2つの計画は、市の上下水道施設の現状や課題、市を取り巻く社会情勢や経済事情等を把握・分析し、今後必要となる上下水道施設の改築更新等や、人口減少等による水道料金下水道使用料の減少等を見通し、将来にわたり安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」に位置づけられる。
今回、委託予定の業務は、既存の関連計画等との整合を考慮した上で、必要な現状把握、分析および将来予測等を行い、限られた財源の中で健全な経営を持続するための条件等を再整理し、その実現のための方策を示すものとして、これらの計画の見直しを実施することが目的。
履行期間は契約締結日から27年(令和9年)3月19日まで。同業務の対象とする計画期間は10年間(22〜31年度)だが、投資・財政計画については30年間(27〜56年度〔令和9〜38年度〕)を作成する。
プロポーザルにおける見積上限額は▽第2次守山市水道ビジョン中間見直し=990万円(税込み)▽守山市公共下水道事業第9期経営計画(経営戦略)中間見直し=440万円(同)―。
提供:滋賀産業新聞