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建通新聞社
2025/04/16

【大阪】大阪市 高度専門教育C基本設計を今夏公告

 大阪市消防局は、高度専門教育訓練センターの移転建て替えに向け、本年度の夏ごろに基本設計業務の公募型プロポーザルを公告する。当初予算では、基本設計や新たな人員・車両の配置などの費用を一括する「高度専門教育訓練センター整備事業」として、25〜26年度の債務負担行為に限度額9000万円を設定している。
 複雑で多様化する災害や社会環境の変化などに対応するため、新たな訓練機能を備えた消防防災施設を整備する。同施設は、大規模災害訓練場、風水害訓練場、常駐消防隊施設、備蓄倉庫などで構成。総延べ床面積は約1万6000平方bを想定する。
 建設地は、住之江区南港北2丁目。野鳥園臨港緑地(南港野鳥園)の東側に位置しており、現況は更地となっている。敷地面積は約4万平方b。
 25〜26年度に基本設計、27年度に実施設計を行う。28年度に建設工事を開始し、31年度中の運用開始を目指す。施設整備基本計画策定業務は安井建築設計事務所(大阪市中央区)が担当。

■東大阪市の訓練センター用地は売却する方針

 現在運用している訓練センターの跡地は、機能移転後に売却することを検討する方針だ。所在地は東大阪市三島2ノ5ノ43。敷地面積は4万1276・71平方b。
 既存施設は、鉄筋コンクリート(RC)造地下1階地上4階建て延べ4663平方bの本館、RC造平屋1002平方bの体育館、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上10階建て延べ897平方bの煙制御訓練棟、RC造地下1階地上3階建て延べ1177平方bの火災制御訓練施設など。

提供:建通新聞社