錦成ビル(名古屋市中区錦3ノ19ノ30)は、中区錦3丁目に建つ「新錦ビル」を5月中旬から解体する。解体後の活用について同社は、「当面はコインパーキングとして活用していく」としている。
場所は名古屋市中区錦3ノ12ノ22。栄駅1番出入り口から北西へ約300bに位置し、敷地の南側が本重町通、西側が七間町通に面している。用途地域は商業地域。建ぺい率は80%、容積率は700(地区計画基準では600)%となっている。
新錦ビルは10階建て延べ1万1265平方b。敷地面積は、およそ1000平方b。解体後の跡地利用について、錦成ビルの担当者は「何も決まっていない」と回答。建築費の高騰から、即時の建て替えは見合わせたという。当面はコインパーキングとして活用しながら、今後の利用方針を見極めていきたいとした。
解体は矢作ビル&ライフ(名古屋市東区)が担当。完了は2026年7月末を予定している。
提供:建通新聞社