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　白山市は、殿町地内にある松任学習センタープララについて、今年度に空調設備の改修に取り組む方針だ。
　同センターの施設規模はＳＲＣ造２階（地下２階）建て延べ７６３７平方メートル。計画によると、空調システムや受変電設備改修、設備機器置き場の屋上防水工事などを行う。空調設備改修に伴う実施設計は、アイエス建築設計事務所（金沢市）が担当。当初予算に３億４６１３万１０００円を計上した。
　同センターについては２００２年に開館。内部にコンサートホールやライブシアター、図書館、研修室などを備える生涯学習活動拠点だ。経年劣化により、設備の老朽化が進んでいるため、空調設備を改修し、利便性を高める。将来的に照明設備や音響設備の更新も計画している。
　先に市が策定した中期計画（２５〜２９年度）の実施計画によると、総事業費は１３億７１００万円を見込んでいる。年度別の計画額は２６年度に４００万円、２７年度に２８００万円を設定。２８年度には９億６１００万円を充当し、照明設備工事などを進める予定だが、他の公共施設も勘案して整備の優先順位を決めるという。