佐藤雅彦教育文化財団(東京都中央区)は、沼津市の伊豆戸田荘跡地に「富士山と海を見ながら考えるミュージアム」を建設する。基本・実施設計はレイバー(沼津市)が担当。2025年〜26年度に設計、施工者の選定を行う。約4年後のオープンを目指す。
同財団は、市が募集した伊豆戸田荘跡地の活用についてミュージアムの整備と運営を提案し、優先交渉者に選定された。同法人のみが応募した。
市は50年未満の定期借地権を設定し、同財団に伊豆戸田荘跡地の土地を貸し付ける。財団はミュージアムを建設し、運営する。
財団の理事である佐藤雅彦氏は戸田で生まれ、NHKの教育番組「ピタゴラスイッチ」「だんご3兄弟」などの作品を企画・制作した。ミュージアムには佐藤氏の作品を集めたギャラリーやショップ、カフェが入る。また、宿泊施設や体験型展示スペースを併設する。規模は1000〜2000平方bを想定している。
建設地は沼津市戸田3705ノ10。土地面積は3485平方b。
提供:建通新聞社