香川県は、土器川に架かる県道岡田善通寺線の垂水橋の架け替えを計画している。既存橋に隣接している水管橋の上流側に、仮設橋を2026年度以降に整備する予定だ。
仮設橋設置後、既存橋を撤去して同位置に新橋を架設する。現在、2橋の詳細設計を五星(三豊市)が進めている。
橋長は仮設橋、新橋ともに198b。幅員は仮設橋が7・5b、新橋が9・5bで車道6b、下流側に歩道を2b設ける。径間数は4を見込んでいる。
既存橋の橋長は同じく198b、幅員は6b。上部形式は8径間の単純鋼I桁橋。下部形式は重力式橋台2基、T型橋脚7基。場所は丸亀市垂水町〜綾歌町岡田西。
同橋は、架設から60年以上経過しており、老朽化が進んでいる。また、道幅が狭い上に歩道がなく、歩行者などが通行する際に危険であるため、地域住民から懸念の声が上がっていた。
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建通新聞社