県土木、農林水産両部は、今年度の公共事業執行目標を明らかにした。両部、第1四半期に60%、上半期80%の執行を目標とする。
今年度の当初執行計画額は、土木部が繰越分を含め約2000億円(維持管理費と国直轄負担金を除く)、前年度を約100億円上回る。同部の今年度当初予算規模は前年度を12.9%上回る2138億6182万7000円で、2年ぶりに2000億円台を回復。強靱化の推進とともに、第2期復興・創生期間最終年度を迎え、復興・創生事業分を大きく伸ばした。
農林水産部は当初執行予定額(維持管理費と国直轄負担金を除く)約325億円。前年度比約80億円の大幅増。復興関連事業分でほ場整備事業等を約72億円増やしたほか、通常事業分もほ場整備、ため池対策事業予算が伸びている。
(提供:福島建設工業新聞社)