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　白山野々市広域事務組合は２５日、野々市市本町５丁目地内「野々市消防署改修工事実施設計業務」を開札する。
　既存施設の規模は、ＲＣ造２階建て延べ８１８平方メートル。敷地面積は２３５９平方メートル。今回の委託内容は、同消防署改修に伴う実施設計業務一式。委託期間は９月１８日まで。予定価格は１１７０万円を設定した。
　現消防署は、２０００（平成１２）年３月に建設。築後２４年が経過し、老朽化が進んでいる。計画によると、経年劣化に対応するため、外壁クラックの補修や防水塗装、機械設備の更新を行う。
　内部は主に職員の生活スペースをリフォームする。プライバシーに配慮し、共用となっている仮眠室の個室化や女性用浴室・洗濯室を整備。ピロティ部分には、感染症に対応した救急準備室を拡充整備し、個人装備の保管スペースが狭いため、出動準備室も拡充する。