妙高市は、妙高市文化ホールおよび新井総合コミュニティセンターの大規模改修に向けた実施設計業務を6月ごろに発注する。当初予算には経費として、4500万円を計上した。
両施設はともに1983年竣工。規模は妙高市文化ホールがSRC造3階建て延べ4101平方メートル、新井総合コミュニティセンターはRC造2階建て延べ2846平方メートルで、渡り廊下で接続されている。築40年を過ぎ、進行する老朽化で文化ホールの天井や配管など多くの個所で改修が必要となっている。市の公共施設個別施設計画で非木造施設の目標耐用年数を80年としていることなどを踏まえ、大規模改修による長寿命化を図る。
2024年度には劣化状況を詳細に調査し、基本計画を策定した。25年度はそれを基に実施設計を行い、26年度に国の補助金交付を申請し内示を得た上で、27年度から2カ年で施工する。
調査・基本計画策定業務はエーシーエ設計(長野市)が担当。