高岡市は24日、「液状化対策試験施工詳細設計他業務委託」を指名競争入札、3833万4329円で応用地質に落札した。
能登半島地震により、液状化の被害が顕著だった伏木、吉久、横田地区において、対策工法の試験施工に向けて検証に着手する。業務内容は試験施工計画、管路施設実施設計(新設・詳細設計)推進工法(刃口・小口径)、三次元浸透流解析、技術検討委員会に伴う補助対応。履行期限は2026年3月27日まで。
調査基準価格は3833万4329円。予定価格は4775万円。
対策工法については、角田悠紀市長が3月の記者会見で地下水位低下工法を選定したと発表。市では、今月15日から24日にかけて3地区の自治会単位で計10回の説明会を開いている。概算工事費は伏木83億円、吉久8億円、横田14億円と見込まれ、ほかに排水ポンプなどの維持費が発生する。