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福島建設工業新聞社
2025/04/30

【福島】DBO方式で新斎場整備/会津若松市

 会津若松市は、現施設敷地を拡張し建て替える新斎場整備について、DBO(公設民営)方式を採用する。2026年度に公募型プロポーザル手続きを開始。27年度に設計に着手し、30年度の部分供用を目指す。敷地造成は別途、25年度に設計を発注し、26年度に着工する。
 新斎場施設は2階建て延べ約3000uを想定。概算整備費約53億円。内訳は設計費約2億円、建設工事約30億円、火葬炉整備約4億5000万円。造成等土地整備費約6億2000万円。
 工事は敷地拡張区域の森林伐採後に擁壁、切土・盛土を行う。新斎場施設の建設を終え、一部供用後に外構工事と現斎場(火葬炉・事務所棟延べ1003.55u、待合室棟192.11u)の解体を行い、現斎場周辺を駐車場として30年度内に全整備を完了する。
 現斎場は門田町黒岩字石高甲807地内の敷地4477.1u(うち斎場2866.1u、駐車場1611u)にあり供用開始から約36年が経過。火葬炉の長寿命化可能期間を試算し、更新時には新たな施設整備が必要なため、災害リスクが少ないなどの観点を踏まえ、現敷地の北西部分を拡張し新斎場を建設する。
 基本計画策定支援業務はニュージェックが担当した。
(提供:福島建設工業新聞社)