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建通新聞社
2025/05/01

【大阪】府 豊中中桜塚住宅など27年度工事へ

 大阪府都市整備部住宅建築局は、豊中中桜塚住宅と高槻柱本新町住宅の建て替え事業の第1期工事に向けた実施設計に本年度着手する。工事はいずれも2027年度にも発注する計画だ。
 豊中中桜塚住宅の建て替え計画は、現在の中層耐火5階建て22棟550戸を、鉄筋コンクリート造4〜10階建て9棟430戸に建て替える。事業は42年度の完成を目指す。
 住戸面積は約35〜71平方b、タイプは1DK〜4DKと、車いす常用者世帯向け住宅として1DK〜3DKを設ける。建設地は豊中市中桜塚5丁目地内。用途地域は第一種・第二種中高層住居専用地域。建ぺい率60%、容積率200%。敷地面積約2・9fのうち、約2・4fを住宅敷地、約0・5fを活用地として計画している。基本設計は偕設計(大阪市福島区)が担当。
 全体事業費は約112億8000万円。本体工事費、付帯施設整備費、現存施設の撤去工事費を合わせた工事費は約104億1000万円。

■高槻柱本新町住宅は14棟821戸に建て替え

 高槻柱本新町住宅は、現在の中層耐火5階建て30棟1160戸を、鉄筋コンクリート造5〜6階建て14棟821戸に建て替える。51年度の完了を目指す。
 住戸の面積は約35〜71平方b、タイプは1DK〜4DKと車いす常用者世帯向け住宅1DK〜3DKを設ける。建設地は高槻市柱本新町地内。用途地域は第一種中高層住居専用地域。建ぺい率60%、容積率200%。敷地面積約7・4fのうち、約5・7fを住宅敷地、約1・7fを活用地とする。基本設計はジャス(吹田市)が担当。
 全体事業費は約208億8000万円で、このうち本体工事費、付帯施設整備費、撤去工事費を含む工事費に約196億9000万円を充てる。
 2団地は、ZEH―M Oriented水準とし、事業の早期段階で民活手法の導入に資する活用地が生み出されないなどの理由により、民活手法は導入しないとする。
 ※写真は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社