田村森林組合(矢吹盛一代表理事組合長)は、新たな木材加工流通施設の整備で、5月中に建設工事の指名競争入札を行い、施工者を選定する見込み。
林業活動の拡大や林業従事者の拡充、帰還・移住定住促進を図るため、福島再生加速化交付金を活用して整備する。常葉町西向地内にある現在の木材加工センター「ウッドミル田村」東側の拡張用地約4万uを整備地に、製材加工棟や選別、2次加工など計10棟を建設し、木材加工部門の事業を拡大する。
施設はすべて木造で計約3190u。導入予定の設備は製材機、選別機、剥皮施設、木材乾燥機、プレーナー、モルダー、ギャングリッパーなど。2026年4月の試験運転、同年夏までの本格稼働を目指している。実施設計は郡山市の水上設計が担当した。
(提供:福島建設工業新聞社)