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　澁谷工業（金沢市大豆田本町、澁谷英利社長）は、ボトリングシステムおよび、医療機器の生産工場設備の強化を図るため、新たに４工場の建設を計画しており、このほど施工者選定に着手したもようだ。
　同市北陽台１丁目で計画の「森本テクノパーク新工場（仮称）」は、最新技術のボトリングシステムの部品加工・組立工場となり、延べ床面積は１万４９８６平方メートル。設計は浦建築研究所が担当している。北陽台２丁目の「森本第３機械工場」は、延べ２６４４平方メートル。設計は長村建築事務所が担当。
　能美市福島町の「能美第２機械工場」は、延べ５４３０平方メートル。設計は中島建築事務所が担当。金沢市若宮２丁目の「医療機若宮工場Ｂ棟」は延べ８７８０平方メートル。設計は浦建築研究所。
　施工者が決定後、順調に行けば、７月ごろから順次着工し、２０２７年春ごろの完成を目指す。建設費用については土地、工作機械、付帯設備なども含め、約１７５億円（昨年８月時点）を見込んでいる。