土佐市といの町、日高村で構成する仁淀川下流衛生事務組合(土佐市高岡町甲1460ノ1)は、老朽化に伴い衛生センターの建物を建て替える。今後、早期に発注者支援業務の委託先を選定し、第1四半期中に決定する。
建設工事については、入札方式や建物規模などを支援先と協議しながら2025年度中に設計・施工を担う企業を決定する。26年度に設計を行い、27〜30年度で建設工事や既存施設の解体工事を行う予定。
既存施設は、1980年に稼働開始し、98〜99年に増設するなどリニューアルして現在に至る。施設は管理棟や処理棟、前処理棟、資源再生処理棟からなり、規模は2階建てで延べ面積は約4500平方b。処理能力は、し尿と浄化槽汚泥を合わせて1日120`g。新施設は敷地内の既存施設南側に処理能力1日85`gを建設する。全体事業費は、2022年12月時点では約58億円を想定していたが現在、算定を進めている。
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建通新聞社