大阪府が2024年度(24年4月1日〜25年3月31日)に開札した土木設計・建築設計業務を対象に、落札額ランキングをまとめた(随意契約を含む)。企業別の落札額のトップは土木設計でニュージェック(大阪市北区)、建築設計で類設計室(大阪市淀川区)。全体のトップはニュージェックとなった。
土木設計では、ニュージェックは「寝屋川流域下水道小阪ポンプ場ポンプ棟外耐震診断委託(R6―1)」をはじめ14件を受注し、落札総額は3億4059万3000円。件数は23年度と比べて1件減ったが、総額では上回った。
この他、17件を受注した日建技術コンサルタント(大阪市中央区)が総額3億3039万6000円で2位。3位は中央復建コンサルタンツ(大阪市東淀川区)で10件を受注し、総額1億6557万円だった。
建築設計では、類設計室が「大阪府立新工業系高等学校(仮称)改築工事実施設計業務」の1件で落札額1億9960万円となり、1位。2位は「大阪府立大阪市北東部地域支援学校(仮称)改修その他工事実施設計業務」など10件、総額1億7218万4000円を受注した土屋総合設計(泉佐野市)。3位は「大阪府立生野支援学校新築その他工事実施設計業務」を1億3100万円で落札した大建設計(大阪市西区)だった。いずれも学校関係の新築・改修の大型工事の設計業務を受注したことで、上位に入った。
24年度は、落札総額上位20社の落札件数の合計が23年度の223件から156件に減少。落札総額の合計も6億円近く減る形となった。
※ランキング表は1〜100位を建通新聞電子版に掲載
提供:建通新聞社