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北海道建設新聞社
2025/05/12

【北海道】ほっかいどう道路整備プログラムに基づく25年度市町村道整備は122カ所

 ほっかいどう道路整備プログラムに基づき、道内市町村が2025年度着手を予定する市町村道整備は122カ所に上っている。総事業費の合計は173億5300万円。除雪や除雪機械購入は対象から除外した。主な事業を見ると、美瑛町では第2号幹線拡幅に総事業費13億円を充てる見込みで、27年度の事業完了を予定している。
 同プログラムは、より計画的かつ効率的な道路整備・機能強化に取り組むため、本道における道路整備の方向性を示し、着実に道路整備を実施する指針として活用することを目的に策定した。対象路線は高速自動車国道、一般国道、道道、市町村道(札幌市内除く)で、期間は18−27年度の10カ年となっている。
 25年度着手予定の主な市町村道整備では、石狩市が都市計画道路屯田・紅葉山通改築を計画。緑苑台地区を走る紅葉山通と紅葉山茨戸通の交点を起点に、発寒川をまたぐ橋を架け、札幌市が26年度に新設する屯田・茨戸通につなげる。延長65m橋梁と延長370m、幅員20mの道路整備を予定していて、総事業費には11億8600万円を試算。29年度の完了を目指している。
 このほか、元野幌角山機農4線道路車道拡幅(江別市)に総事業費10億6000万円、湯地継立線拡幅(栗山町)に8億4500万円、祝梅中央線舗装修繕(千歳市)に7億4000万円、雨紛新旭川通3号線平成大橋工区橋梁耐震補強(旭川市)に6億9600万円、町道津花3号通道の駅整備(江差町)に5億800万円を投じる。
 新規箇所が最も多いのは小樽市と旭川市の9カ所。小樽は銭函山手線銭函高架橋橋梁耐震補強や中央通線舗装などに総事業費合計6億4100万円、旭川は花咲通線花咲大橋工区橋梁耐震補強や西神楽北1条1丁目・4線13号道路線消・融雪施設更新などに16億1100万円を充てる見込みだ。
 これに次ぐのは千歳市、江別市、上士幌町の6カ所、南幌町の5カ所、むかわ町、伊達市、訓子府町、帯広市の4カ所、滝川市、中川町、日高町の3カ所などとなっている。
 道内市町村道ほっかいどう道路整備プログラムの2025年度事業着手予定箇所の資料(北海道建設新聞社が再編集)は、2次元バーコードから閲覧できます。