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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/05/13

【埼玉】蕨市、3年で全ての小中学校トイレを改修へ

 蕨市は、2025〜27年度の3年間で市内全小中学校(計10校)トイレを改修する。いずれの学校でもトイレ洋式化や床の乾式化を行う計画。すでに東・南・中央小の工事を発注しており、今後は残った小学校4校の工事を計画中。本年度内に設計をまとめ、来年度の着工を狙う。中学校3校に関しては26年度に設計をまとめ、27年度に工事へ取り掛かる見通しだ。
 老朽化がみられるトイレ全基を新たな設備に更新する。一部の学校では過去に老朽化が著しいトイレを部分改修したこともあるが、今回の工事が終われば校内全てのトイレ改修が終わる格好だ。
 本年度は東・南・中央小の工事を進める。いずれも県内で1億円以上の建築工事に関する施工実績、25・26年度の市指名競争入札参加資格審査で建築工事の総合評定値が1000点以上であることなどを求めたが、市内に本店を有する場合は総合評定値・施工実績ともに問わない方針。
 来年度は北、西、中央東、塚越小を施工する見通し。設計を▽北小・西小=協和コンサルタンツ関東営業所(さいたま市、電話048−645−4740)▽塚越小=細田設計(さいたま市、電話048−863−4725)▽中央東小=桑子建築設計事務所(さいたま市、電話048−783−5566)――が担う。
 中学校3校(第一・第二・東)に関しては26年度の設計、27年度の工事とする想定。小学校と同様の施工内容を見込んでいる。

提供:埼玉建設新聞