東串良町は、複合施設の建設に向けた基本設計等の業務委託者を公募型プロポーザルで選定する。単体ほか共同企業体での参加を求め、構成員の数は2〜6者。提案参加資格は、過去10年以内に同種施設の延床2000u以上の業務実績があることなど。予算の上限額は6400万円(税込み)。申し込みは23日まで。
複合施設は、総合センターなどの3公共施設を集約し、延床3000u(上限)を整備する計画。建設地の第一候補に物産館ルピノンの里南側(池之原字新堀2401−1外13筆)を挙げ、平屋か2階建てを検討している。ホールや図書・カフェ、屋外広場などを導入したい考えだ。敷地面積は約2万u。
プロポの参加には、2015年度以降に「同種施設・延床2000u以上の新築や改築、増築の基本・実施設計業務」と「公共施設の整備で住民参画にかかる業務」の実績を1件以上有していることが必要。なお、同種施設とは、最大客席数200席以上を有する建築物等を差す。
ほか、設計管理技術者、建築(総合)主任技術者、建築(構造)主任技術者、電気設備主任技術者および機械設備主任技術者、住民参画主任技術者を配置できることも求め、各技術者に一定の条件を付けている。
質問書の提出期限は15日まで。参加申込書は23日、企画提案書は6月27日まで受け付ける。審査(プレゼンテーション)は7月上旬、結果の通知(書面)は同中旬を予定。事前説明会は開催しない。