25年度は空調設置や駐車場の測量など
中野市は、2028年度の国民スポーツ大会に向け、剣道の競技会場となる「市民体育館(一本木590−1)」の改修を24年度から進めている。25年度は、空調設備の設置工事や、駐車場拡大に係る測量・調査を予定する。
空調設備の設置は、熱中症対策や競技環境を整えるため、移動式エアコンの設置と付随する電源工事を行う。現在、設計を進めており、台数などの検討を行ってるところ。工事発注は、第1四半期に一般競争入札を予定する。
現在の駐車場は、約40台分の駐車スペースしかなく、舗装の劣化が課題となっている。測量・調査の実施後、追加の駐車台数や補修内容を決定する方針。整備工事は26年度に予定している。
市民体育館は1973年築造、S造2階建て、延べ3735.71uの規模。
3カ年実施計画によると、27年度に剣道競技に係るコート2面の製作や設置などを計画している。施設内の床補修工事は24年度に実施済み。
提供:新建新聞社