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　フジタ（東京）は金沢市片町１丁目で昨年入札により取得した商業施設「プレーゴ」の土地活用に関して、営業終了および解体後、ホテルの建設を検討していることを明らかにした。
　プレーゴは２００１年、ＴＭＯである金沢商業活性化センターの運営で開業し、ファッションや飲食などで地域活性化に貢献してきた。前地権者だった豊田通商（名古屋市）は昨年１１月、土地売却の入札を行い、デベロッパーなどが参加し、フジタが落札した。
　今後、プレーゴは来年３月の営業終了後、金沢商業活性化センターが既設建物の解体に着手し、６月までにさら地にする予定。フジタは金沢中心部にふさわしいホテル計画の具体化を図っていくものとみられる。
　片町四番組山側地区の再開発は困難になるため、金沢市は４月の市議会経済環境常任委員会で今後の対応として「片町地区の賑わい創出に向け、ＴＭＯ及び片町商店街と連携し、フジタとも協議していく」との意向を示している。