阿波市は、既設の二つの公民館(吉野中央公民館、柿原公民館)統合に伴い、吉野コミュニティーセンター(吉野町西条大西28)を新たな公民館として活用する改修工事を近日中に発注する。2025年度当初予算に大規模改修事業費1億4563万円を計上している。二つの公民館は解体される。
1996年に建設された吉野コミュニティーセンターの規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造2階建て延べ680平方b。屋根改修や外壁補修、館内天井・クロスの貼り替え、エレベーターの保全改修などを実施する。2026年4月の開館を目指す。設計は岡島建築事務所(阿波市)が担当した。
既設の二つの公民館の解体工事費は、早ければ25年度補正予算で確保する。1972年建設の吉野中央公民館は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1016平方b。所在地は吉野町西条大内18ノ1。77年建設の柿原公民館は鉄筋コンクリート造2階建て延べ332平方b。所在地は吉野町柿原ヒロナカ256ノ2。
解体設計は平島弘之プラスTEAM28(阿波市)と団設計(阿波市)がそれぞれ担当した。
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建通新聞社