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建通新聞社四国
2025/05/16

【徳島】四国大学デジタル創生館施工 22日まで受付

 四国大学(徳島市応神町古川123ノ1)は、(仮称)四国大学デジタル創生館等建設工事施工者パートナー選定を公募型プロポーザル方式で、きょう公表する。参加に必要な事前登録(メール可)は、5月22日まで受け付ける。事前登録者には基本設計書を配布したのち質疑を受け付け、6月3日までに参加表明書の提出を求める。工事参考価格は40億円(税込み)。
 参加資格は単体企業で、2000年4月1日以降に国内教育施設で約7000平方b以上またはアリーナ(体育館)で約4000平方b以上の新築または増築設計か施工実績がある徳島県入札参加資格(県内)の建築特A。または同じく施工実績要件がある同入札参加資格(県外)の建築総合評価値1800以上。
 施工者パートナーの選定にあたり参加者には6月10日までに技術提案書の提出を求める。その上で6月中旬にプレゼンテーションとヒアリングを行い、優先交渉者を決める。優先交渉者に特定された者には発注者と協議し県内建設業者と2者か3者のJV結成を求め、さらに発注者・設計者と三者協議会を結成し、バリューエンジニアリングとコストダウン(VE/CD)提案への技術協力を求める。その際、事前受付や参加表明書を提出した企業がJV構成員となることは可能としている。
 デジタル創生館は四国大学敷地内の多目的広場付近に建設する。規模は鉄筋コンクリート造・鉄骨造併用5階建て延べ約6500平方bで、新学部棟約3200平方bとアリーナ棟約3300bの2棟で構成。アリーナ部はドローンの演習などの他、入学式などの式典やスポーツ競技での使用を予定しており、バスケットボール1面とバレーボール2面を標準とする。
 設計はmoon at.(徳島市)とナスカ一級建築士事務所(東京都新宿区)で構成するmoon at.+NASCA設計共同体が担当している。
 四国大学では実践的デジタル人材の育成を目的に26年4月に(仮称)デジタル創生学部を新設する。
 詳細は四国大学ホームページ。

提供:建通新聞社