四万十市、七星食品(香川県さぬき市)、愛媛飼料産業(松山市)で構成する四万十食肉公社は、新食肉センター建て替えに伴う実施設計・施工一括の公募型プロポーザルを再公告した。参加表明書の提出は5月23日まで。1次審査後、現地説明会を6月2日から4日に実施し、技術提案書を7月11日まで受け付ける。8月1日の2次審査(プレゼンテーション・ヒアリング)を経て同月5日に結果を通知。8月中旬以降の契約締結を予定している。提案上限価格は税込みで73億9750万円。履行期間は契約締結日の翌日から2030年3月末まで。
参加要件は、単独企業(建設会社)もしくは特定建設工事共同企業体や設計・施工共同企業体で、共同施工または分担施工ができること。
設計業務の参加者は、一級建築士事務所の登録を受け、元請けとして過去15年以内に基本設計または実施設計が完了した延べ1500平方b以上の同種業務(食肉卸売市場やと畜場などの新築・増築設計)、類似業務(化学工場や薬品工場などの生産施設、または国や地方公共団体が発注する建築物の新築・増築設計)の実績などが必要。
建築一式工事の参加者については、特定建設業の許可を受け、単独企業(建設会社)または共同企業体代表者の建築一式の総合評定値が900点以上。元請けとして過去15年以内に竣工や引き渡しが完了した延べ1500平方b以上の同種業務、類似業務の施工実績などを求める。
規模は、食肉センターが鉄骨造2階建て延べ約3533平方b。排水処理施設が鉄骨造と鉄筋コンクリート造の混構造2階建て延べ約247平方b。建設地は四万十市不破出来島2058ノ1。
計画では、実施設計を8月下旬から26年7月末、建設工事を26年8月から29年1月末にかけて実施。29年2月から4月末に試験操業や外構整備を進め、5月から新食肉センターの操業開始を目指す。
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建通新聞社