トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2025/05/16

【秋田】湯沢市、道の駅おがちリニューアルでPFI検討/7月頃にプロポで導入可能性調査

 湯沢市観光・ジオパーク推進課は、道の駅おがち「小町の郷」リニューアルに関し、6月補正予算案に道の駅おがち周辺整備事業費1,645万3,000円を計上。このうち民間活力導入可能性調査等業務費に1,354万1,000円を充てる方針。トイレや観光案内所の新設、物販スペースなどの拡張・内部改修に民間事業者の創意やノウハウ、資金の活用について可能性を調査するもの。予算可決後、順調に進めば7月頃にプロポーザルで公告する予定。

 計画は、今年度に開通予定の東北中央自動車道「横堀道路」(所管:湯沢河川国道事務所)の終点側にある道の駅(小野字橋本90)をリニューアルすることで、道路の開通とともに周辺の地域活性化を図るもの。駐車場の増設のほか、トイレや観光案内所の新設、物販スペース等の拡張などを実施し、利便性の向上を目指す。

 このうち駐車場(小型車98台、大型車17台、障害者用駐車場3台規模)は、道の駅に隣接する約1haが対象で、昨年度は造成に着工。今年度は照明設備工事を今月12日、舗装工事を16日に開札している。

 施設整備では、敷地内にトイレ・観光案内所を新設し、既存の機能を移転。空きスペースとともに物販スペースを改修し、リニューアルする計画。整備にあたり従来の公設公営ではなく、民間活力の導入を検討するため、導入可能性調査を実施する。調査をもとに、民間資金を活用するPFI、公共資金で民間が設計施工を担うDB方式、維持管理・運営も加えたDBO方式など、事業手法を検討する。

提供:秋田建設工業新聞社