ホテルの開発・運営を展開するサンフロンティアホテルマネジメント株式会社(東京都千代田区有楽町1−2−2、堀口智顕代表取締役社長)は、JR秋田駅前に建設するホテルに関し、沢木組の施工で19日に着工、9年1月末の完成を目指す。(仮称)たびのホテルlit秋田駅前新築工事として、鉄骨造12階建て、延べ床面積6,710u規模で建設する。
建設地はJR秋田駅前の中央通り沿いで、人気ラーメン店の隣接地(秋田市中通四丁目262番)。もともとは株式会社なかよしなどが所有していたが、昨年3月の競売でサンフロンティアホテルマネジメントが落札した。
設計は事務所ビル、総合病院、福祉施設、工場、自治体施設、マンション、ホテルなどの設計を手がける菅野宏史建築設計事務所(仙台市)が担当。鉄骨造12階建て、延べ床面積6,710u規模で建設する。客室数は233室で、ダブルが158室、ツインが49室、デラックスツインが21室、ハンディキャップタイプが3室、ファミリータイプが2室を予定している。
「たびのホテル」シリーズは、サンフロンティアホテルマネジメントが展開する「地域創生」のブランド。宮古島市、松本市、佐渡市、高山市、神栖市、倉敷市、成田市、加古川市、石狩市、青森県の六ヶ所村で稼働している。このうち、秋田駅前に建設する「たびのホテルlit」シリーズは松本市にもあり、来年12月には愛知県豊川市にもオープン予定。
サンフロンティア社は平成27年に設立。「心温かい楽しいホテル」をテーマに、地域の文化や歴史を重視し、上質で心地よいプライベート感のある「世界でたった一つのホテル」を目指している。
提供:
秋田建設工業新聞社