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　公益社団法人福井県下水道管路管理業協会（小林祐一会長）の第３１期（令和６年度）決算総会は１５日開かれ、任期満了に伴う役員改選において小林会長を３期目再任したほか、第３１期の事業報告および収支決算報告を慎重審議し、原案通り了承した。福井市中央１丁目の協会会議室で。
　小林会長（６２）が冒頭と再任の挨拶で、令和６年度に創立３０周年を迎え、記念誌や記念式典を通し、協会の存在意義をアピールした実績を報告した。
　事業では、能登半島地震の現地報告会（災害支援派遣活動）を行い、下水道管路の管理支援団体として提言を取りまとめた。県や市町等に要望活動を行い、若い世代に下水道事業に関心を持ってもらうため、管路管理総合研究所の協力で小学４年に向け「下水道出前講座」を実施。敦賀市の上下水道フェスにおいてカメラ車によるデモを実施した。県河川課主催の下水道研修会にはオブザーバー参加し、管路一次調査の実技指導を実施。本年度からは、県下自治体で導入に向けた動きの広がるウォーターＰＰＰ事業の説明会やヒアリングに参加し、会員への勉強会を行っている。

役員の方々（敬称略）
■会長
　小林祐一　キープクリーン
■副会長
　石本直也
　クォードコーポレーション
■理事
　中村欣吾　成和建設
　小寺弘邦　東洋地工
　梅田一哉　丹南開発
　和田早苗　大北久保建設
　角谷慎太郎　角谷木材建設
■監事
　川崎愼司　嶺南建設
　野村一栄　税理士法人野村会計