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北陸工業新聞社
2025/05/20

【新潟】7月の組合設立へ認可申請/鳥屋野潟南部区画整理44ヘクタール/中央区/総事業費は154億円

 鳥屋野潟南部土地区画整理組合設立準備会(伊藤明憲会長)は19日までに、総事業費154億2800万円とする区画整理事業の計画書(案)をまとめ、新潟市に対して組合設立認可に伴う申請を届け出た。
 計画書よると、場所は中央区長潟字本村前、長潟字新田前、姥ケ山字大日南田の一部区域44・2ヘクタール。7月の本組合設立認可を目指しており、事業施行期間は2032年3月31日まで。工事費は144億7800万円を見込む。主な内訳をみると整地73億4000万円、工事雑費17億2000万円、調査設計7億7000万円、雨水調整池19億4000万円、上水道9億円、下水道7億3000万円―など。年度別工事費は▽25=26億2000万円▽26=46億3000万円▽27=34億3000万円▽28=25億2000万円▽29=9億円▽30=3億6000万円▽31=1億8000万円―としている。
 鳥屋野潟南部地区のうち、交流拡大エリアとする長潟第一地区25ヘクタールのうち、HARD OFF ECOスタジアム新潟に近接するA地区21・1ヘクタールには大和ハウス工業(大阪市北区 芳井敬一代表取締役社長)、加賀田組(新潟市中央区 馬場康代表取締役社長)、大和ハウスリアルティマネジメント(東京都千代田区 伊藤光博代表取締役社長)が設置者となり、計9棟(延べ5万5043平方メートル)の物販棟と非物販集客棟を新築するほか、日本海東北自動車道新潟亀田ICに近接するB地区3・9ヘクタールにはマルチテナント型物流倉庫を誘致する。また、長潟第二地区(約19・2ヘクタール)は住居系用地として開発が計画されている。

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