魚沼市は、3分割での発注を計画する養護老人ホーム南山荘建設工事について、月内にJV申請を公告する。入札公告は6月上旬に実施。
建築はJVのみ対象だが、電気設備と機械設備についてはJVに加え、単体での参加も可能とする方向で調整を進めている。入札は6月中旬に行い、7月に開催を予定する市議会第2回定例会で請負承認を諮る。施工は2026年度までの2カ年を予定し、当初予算に継続費22億700万円(25=4億8510万円、26=17億2190万円)を設定している。
現施設(下折立561番地)は、1981年完成のRC造2階建て延べ1968・75平方メートル、定員50人。安心・安全で入居者にとってやさしく、施設運営においても機能性・効率性を重視した業務ができる施設とするため、新築移転する。新施設の規模はRC造3階建て延べ3000平方メートル程度を想定。居室、静養室などの基本的な機能のほか、ZEB Readyを目指した施設とする。場所は旧東湯之谷小学校グラウンド跡地(下折立11−2、宇津野604−1)で、敷地面積は約1万500平方メートル。開所は27年5月ごろを目指す。