高知県教育委員会は、高知東工業高校体育館耐震補強工事の建築一式工事と電気工事を早ければ8月に発注する。建築一式工事は一般競争入札、電気設備工事は指名競争入札を予定している。
体育館の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ1676平方b。1990年に建設。過年度に実施した耐震診断結果で耐震性能Is値が目標を下回った他、プレキャストコンクリート造のキール梁の接合部が損傷しており落下の危険性があるため耐震補強を行う。補強方法については、設計の中で詳細を検討し具体化する。電気設備工事については、過年度に体育館全体のLED化工事を実施しているため、既存照明器具を再利用する見通し。
所在地は南国市篠原1590。設計はハウジング総合コンサルタント(高知市)が担当している。
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建通新聞社