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北陸工業新聞社
2025/05/30

【新潟】掘削土砂の有効活用を/大河津分水改修期成同盟会/整備局に要望

 大河津分水改修促進期成同盟会(会長・中原八一新潟市長)は29日、信濃川下流域整備促進要望会を北陸地方整備局で開いた。
 この日は、同盟会から中原会長をはじめ、副会長の市長代理として高見真二長岡市副市長と三巻正志三条市建設部長、理事の鈴木力燕市長、藤田明美加茂市長、監事の佐野恒雄田上町長、小林健仁弥彦村防災むらづくり課長(村長代理)のほかに、賛助会員となる土地改良区の理事長らが出席した。
 冒頭、中原会長が大河津分水路の抜本的改修事業の推進、抜本的改修事業に伴い発生する掘削土砂の地域活性化に資する有効活用を求める26年度国の施策・予算に関する要望書を木村勲北陸地方整備局河川部長(局長代理)に手渡した。
 要望を受けて木村河川部長は大河津分水路改修事業として現在、床固工や山地部および低水路の掘削工事を鋭意進めていることを説明した上で「強い要望を踏まえ、完成に向けて地元の皆様のご理解とご協力を賜り、しっかりと事業の進ちょくを図りたい」と語った。また、抜本的改修事業に伴い発生する掘削土砂の地域活性化に資する有効活用に関する要望に関しては「引き続き皆様と情報交換や連携を密にし、地域活性化に資する掘削土砂の有効活用に向けた取り組みを進めていく」と述べた。

hokuriku