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滋賀産業新聞
2025/06/02

【滋賀】近江八幡市 八幡西中学校の施設改修

 近江八幡市教育委員会は、八幡西中学校の施設改修工事に乗り出す。今年度(2025年度〔令和7年度〕)は、事業費を盛り込んでいる6月補正予算案の可決後、「第1期」として仮設校舎設備工事およびプール解体工事等に着手。このほか仮設校舎(リース方式)の建設等に着工する。なお、本工事となる「第2期」については、来年度(26年度〔令和8年度〕)に着手する見込み。
 1982年度(昭和57年度)に設置された市立八幡西中学校(近江八幡市古川町50〔敷地面積5万3881・06平方b〕)の施設規模はRC造一部S造3階建、延1万1180・76平方b。近江八幡市学校施設の長寿命化計画に基づき、施設改修工事に取り組む。
 2025年度着手の事業は▽施設改修工事(第1期)(〜26年6月予定)=公共下水道接続と仮設校舎の排水工事/仮設校舎のための先行電気工事/プール解体工事▽仮設校舎賃貸借業務=仮設校舎の設計と許認可申請業務/仮設校舎の建設(26年6月完成)/間取り改修〜解体・跡地整備(〜30年〔令和12年〕6月予定)/仮設駐輪場建設〜解体―。
 仮設校舎はグラウンド内に建設。校舎棟を2回(特別教室棟・普通教室棟)に分けて施設改修工事を実施するため設置する。
 市の6月補正予算案には、八幡西中学校施設改修工事(第1期)の工事請負費1億5008万4千円を計上するとともに債務負担行為(期間26年度)限度額1億0005万6千円を設定。また、八幡西中学校仮設校舎使用料の債務負担行為(期間26〜30年度)限度額9億3024万8千円を設定している。
 続く26年度着手の事業は▽施設改修工事(第2期)(26年9月〜30年10月予定)=校舎棟、屋内運動場等の長寿命化改修工事/エレベーター設置工事/外構改修工事(駐輪場、フェンス等)―。
 設計業務は、込山建築設計事務所(近江八幡市)が担当。

提供:滋賀産業新聞