静岡県の鈴木康友知事は、5月29日の定例会見で遠州灘海浜公園篠原地区・野球場建設計画に対する考え、議論の進めかたなどについて、「一貫して方針は変わらない」と強調した。
これからのスポーツ施設は「単体で開発をするよりも、さまざまな機能を付帯させ総合的に集客ができる施設開発が理想」とした。
そのためには、事業主体となる民間投資を「いかに呼び込むかが非常に重要になってくる。そのような中で、施設開発などについて、例えば静岡県と浜松市との間で、どういう役割分担をしていくのかも、しっかりとこれから協議をしていかなければいけない」と述べた。
そして「まだ緒に就いたばかり。どのくらい民間投資を呼び込めるかも含めて、いろいろな状況が考えられる。それに応じて採算性のある、そして県民に愛される施設にしていく。柔軟に対応していくことが必要。それが経営ということだ」とまとめた。
提供:建通新聞社