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北陸工業新聞社
2025/06/05

【福井】プロポ挑戦など受注拡大へ会員一丸/福井県建築設計監理協会が総会開く/官公需適格組合/佐々木理事長4期目再任

 協同組合福井県建築設計監理協会(佐々木基之理事長)の2025年度通常総会は5月29日開かれ、任期満了に伴う役員改選において佐々木理事長を4期目再任した。
 24年度の事業報告・収支決算および25年度の事業計画・収支予算案なども慎重審議し、すべて原案通り了承している。
 佐々木理事長(73)が、冒頭と再任の挨拶。個々の力を集め、大きな力(組合)とする強みを示し、「今後も受注拡大へ、プロポーザルなどに挑戦していく」と強調。官公需適格組合に対する理解も広め、社会貢献を果たしていくとした。
 24年度は、能登半島地震と大雨洪水の復興支援へ約30人の会員を派遣した。25年度もプロポなどに積極的に挑み、組合でないと出来ないプロジェクトに参加していきたい、としている。

役員の方々(敬称略)
■理事長
 佐々木基之 佐々木一級建築士事務所
■副理事長
 櫻川幸夫  アーサ
■専務理事
 大澤宏輝  大澤建築設計事務所
■理事
 仙坊幸治  センボー建築事務所
 木下賀之  木下設計
 松山憲雄  環境システム設計
 瀬戸川信之 アーキズム建築設計事務所
 西川国夫  西川建築設計事務所
■監事
 五十嵐清人 五十嵐建築設計事務所
 本禄宏行  本禄建築設計事務所

共生会(田中猛雄代表)も総会

 引き続き、福井県建築設計監理協会共生会(田中猛雄代表世話人、会員83社)の25年度通常総会も開かれた。
 まず佐々木理事長が、共生会発足22年目の歴史を踏まえ、情報交換や研修会を通じて共に歩む姿勢を強調。田中代表も会員の専門的な知識や技量を活かし合い、ますます意義ある会を願って挨拶した。
 25年度も会員同士で材料や工法、設計価格などの意見交換を図る。新商品や新工法の専門知見の講義を聴く。県内外の優れた建築(歴史的な建造物等)の見学などに出掛けるなどとした。

hokuriku