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　甲賀市は、水口町北内貴地先にある水口スポーツの森における再整備についての公民連携事業導入可能性調査業務を公募型プロポーザルにて実施する。施設整備方針の検討は、過年度の検討内容を踏まえＰＰＰ・ＰＦＩ事業での実施を念頭に検討を進めていく。
　同施設は、76年の供用開始から施設の老朽化や時代とともに変化する公園利用者のニーズに対応するため、スポーツ施設や余暇機能の充実を図りながら、子ども・子育て世代を中心に新たな賑わいの創出が求められている状況下の中、市は既存公園内において施設のリノベーションや再整備を行い、利用価値を高める取り組みが必要であるとしている。しかし、従来方式による公共施設整備では効率的・効果的な再整備が難しいことから、民間企業の投資や多様なノウハウが期待できる「公民連携手法」の実現性を調査する考え。また、市は子どもたちが天候や季節に関わらず楽しめる屋内遊戯施設の建設を最優先事項としながら、既存公園内において十分に利活用されていないエリアの再整備を実施する見通しだ。
　なお、同プロポーザルについては8月上旬ごろに事業者との契約締結へと進める方針。

提供：滋賀産業新聞