滋賀県は、大津市御陵町にある「県立スポーツ会館」について、26年3月31日で閉館することから解体工事が計画されている。年内をメドに解体設計の内容を取りまとめ、解体工事については、早ければ26年の年明け早々にも発注され、3月頃の工事着手を目指す。
設計段階での工事概算費は約3億円を見込んでおり、27年3月頃の工事完了を予定している。
工事概要は、敷地3617・35平方b内にある事務所、集会場及び体育館の解体工事に取り掛かる。工事概要は、本館棟解体(SRC造4階建、延3061平方b)、隣接水路への影響防止のための山留工、工作物・外構解体工事、それに伴う電気・機械設備工事の解体。
解体工事の設計は、丸山建築事務所(大津市)が担当している。
なお、跡地活用については、今のところ未定だが、更地にして大津市に返還される見通しとなっている。
また、そのほかにも県では、大津市におの浜にある総合体育館「滋賀県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)」も老朽化に伴い今後、閉館・解体される予定で、大津市上田上に整備された新県立体育館(滋賀ダイハツアリーナ)とともに、今秋に開催の、わたSHIGA輝く国スポ・障スポが終了するまでは「ウカルちゃんアリーナ」と「滋賀ダイハツアリーナ」は併用の形となっている。
提供:滋賀産業新聞