東北地方整備局盛岡営繕事務所は、横手公共職業安定所と横手労働基準監督署を統合する横手労働総合庁舎の新築に必要な敷地調査を公告した。7月24日に開札する。両施設は同一敷地内(3,227u)にあり、敷地全体の測量、地盤調査を行う。調査結果は同局営繕部から7月に公告予定の基本・実施設計に反映させる。基本・実施設計の履行期間は約12カ月の見込み。
事業は、横手公共職業安定所(横手市旭川1−2−26)と横手労働基準監督署(旭川1−2−23)を解体し、機能を統合した横手労働総合庁舎を建設するもの。新庁舎は鉄筋コンクリート・木造3階建て、延べ床面積1,873u規模で、現労働基準監督署の駐車場に新築する想定だが、基本・実施設計で建物や駐車場の配置、規模を詰める。計画時点の工事費は13億8,912万9,000円。
横手公共職業安定所は、昭和48年3月に建設された鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積812.69u、横手労働基準監督署は、昭和49年3月に建設された鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積470.53u。いずれの建物も老朽化しており、狭隘なため解体して新庁舎に機能を移転する。
基本・実施設計は8年度までの2カ年でまとめ、9年度に仮庁舎へ移転、10〜12年度で2施設の解体と新庁舎の建設を進める方針。建物は庁舎のほか、車庫・燃料庫(W1F102u)や自転車置き場(W1F45u)を整備する。
提供:秋田建設工業新聞社