熊本市は、横山配水池整備事業でDBなど設計施工一括方式による発注を検討している。2025年度中に発注方式を決め、26年度にDB方式の場合は発注者支援業務、従来方式の場合は詳細設計に入る。
植木東部地区の配水区統合再編に向けて、新配水池を整備するもの。現在は加圧配水場が多く、停電時等の断水リスクがあるため、改寄送水場と一木配水場を送水場化し、新たに整備する横山配水池から自然流下で配水する。
具体的には、▽配水池(PC造、有効容量2500立方b×2池)▽送水管(φ400_・390b、φ300_・390b)▽配水管(φ500_・390b)▽排水管φ200_・390b)▽取付道路(390b・1車線)▽場内整備▽電気計装設備▽造成―などを想定。計画によると、DB方式を検討しているのは配水池整備のみで、送配水管路工事は、従来方式で26年度までに測量設計を終え、27年度から管路整備工事に着手する。
発注方式検討業務委託は条件付一般競争入札で公告中。市は、23日に熊本城ホールで開催する公民連携プラットフォームで概要を説明し、民間事業者と意見を交わす。
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