南相馬市は、鹿島駅駅舎利活用施設整備計画策定業務の公募型プロポーザルで契約候補者にTITを選定した。
同駅舎は1898年築のW造平屋116u。1999年に改修工事を実施している。計画では、県内の常磐線で最も古い駅舎として、規模や外観の尊重を前提に、安全性の確保と利便性向上、新しい機能の導入など、鹿島市街地の活性化を考慮した利活用の基本的な考え方を検討する。
業務内容は前提条件の調査と整理、駅舎利活用施設整備計画をまとめるための施設機能、管理・運営方式、配置計画の検討、スケジュール作成など。契約期間は2026年2月27日まで。鹿島区鹿島字御前ノ内地内。
26年度に基本・実施設計、27年度に改修工、28年度の供用開始を予定している。
(提供:福島建設工業新聞社)