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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/06/12

【埼玉】行田市・6月補正、子どもの遊び場整備基本構想委託費

 行田市は6月補正案を公開した。さきたま古墳公園(埼玉4834)内に子どもの遊び場整備を計画しており、その基本構想策定費用として総額3575万円を2カ年継続費として編成。そのほか、総合体育館非常発電設備改修事業費7018万円も2カ年継続費として設定した。
 さきたま古墳公園は県が管理しており、市が遊び場を整備するもの。公園北西側に位置する「古代の森・古代の草原エリア(約4ha)」を計画の対象とする。子どもの屋内遊び場を中心として、屋外遊び場や同伴者が滞在できる施設などの設置も検討する。
 補正予算可決後早期に検討委員会を立ち上げ、26年度にかけて基本構想をまとめる。これと並行してPPP/PFIの導入も視野に入れつつ事業手法を検討する。27年度以降は基本設計と施工を行い、29年度の供用開始を目指す。
 総合体育館非常発電設備改修事業は、行田グリーンアリーナ(和田1242)において故障が確認されている発電設備1基を対象に更新する。補正予算可決後、早期に発注する見通し。更新完了までは代替の発電機で対応しながら、26年度内の竣工を目指す。
 子どもの遊び場事業構想策定事業の年割額は、25年度が987万5000円、26年度は2587万5000円となっている。総合体育館非常用発電設備改修事業においては、25年度に2807万2000円、26年度では4210万8000円を設定している。
 6月補正予算可決後は1億1417万8000円を追加し、一般会計累計総額が309億5417万8000円となる。

提供:埼玉建設新聞