高知県は6月6日、投資的経費に3388万円を計上するなど一般会計に18億5592万円を増額する6月補正予算案をまとめた。建設関連では、県民体育館の再整備に伴う旧高知南中学校・高等学校高体育館の有効活用に向けた改修設計に1784万円を充てる。国による災害時支援物資の分散備蓄を保管するため、県立青少年センターの敷地内に防災倉庫を整備するための設計などに1538万円を盛り込んだ。
また、資材価格高騰などの影響により、事業費が増加した四万十市新食肉センター整備事業費の負担金として2026年度〜28年度までの債務負担行為に4億7574万円を追加する。
この他、県有施設のネーミングライツを導入する。公共施設の命名権を売買することで収入を確保し、施設管理などの県負担を軽減する。対象は春野総合運動陸上競技場、県民文化ホール、のいち動物園の3施設。7月に募集を開始し、入札を経て年度内の導入を予定している。
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建通新聞社