金沢市は16日、南森本町地内ほか「森本市民センター等複合施設整備検討調査業務委託」を指名競争入札で開札し、180万円で国土開発センターに落札した。
委託内容は、森本市民センター等複合施設整備に係る検討調査(必要な機能及び規模や適地の調査検討ほか)一式。履行期限は2026年3月19日となっている。
老朽化が進む森本市民センターと駅西消防署森本出張所は一体型の建物であり、村山卓市長はこれまでに両施設の機能強化を含めた再整備が課題との認識を示し、それぞれ現在地から移転新築する方針だ。また、森本市民センターに関して「新しい施設は北部地区の賑わい拠点となるような機能を備えた複合施設として、森本駅周辺で整備できないか検討していく」、森本出張所については「能登半島地震を教訓に、大規模災害への対応が求められ、移転整備を機に機能強化を図りたい」と語っている。