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北陸工業新聞社
2025/06/17

【富山】堂田重明支部長を再任/CM協会北信越支部が総会

 日本コンストラクション・マネジメント協会北信越支部は13日、富山市の富山県民会館で第21回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で堂田重明支部長(福見建築設計事務所)の再任を決めた。
 冒頭、あいさに立った堂田支部長は「北信越の県や市町村70カ所余りでPRを展開し、普及の効果も少しずつ現実的なものとなり、県内でも少数ではあるがCM方式を採用していただくようになった」と説明した上で、「職人不足や資材高騰、自治体の技術者が不足して発注が難しい時代になっている。国は多様なCM方式の活用でガイドラインを出しており、協会として大きな社会問題と捉えて対応していかなければならない」との考えを示した。来賓を代表して武田慎一県議会議長、根上幹雄県土木部参事建設技術企画課長(土木部長代理)が「CM方式のニーズは高まっており、地域の建設産業における一層の生産性向上などに寄与されることを期待している」とそれぞれ祝辞を述べた。
 事業計画では、CM方式の普及促進、設計・建設業界に広く認知される協会を目指し、自治体や民間団体へのPR、CMセミナーの開催、他団体や大学との連携、会員増強・担い手育成などに取り組む。
 支部長を除く役員は次の方々(敬称略)。▽副支部長=山下憲三、木下賀之、中本尚▽幹事=五十嵐博一、押田洋治、喜多孝之、北岡正弘、吉島聖和、柴草哲夫、鈴木保二、寺松信宏、中川潔、中野真成、山上敏男、山岸敬広、山岸義徳、山口宜久▽監査=山毛利幹夫、村田優
 引き続き、同協会の川原秀仁会長が「地域に根差したCM方式のこれからのあり方」と題し基調講演を行った。

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