守山市は、市民ホール大規模改修工事の設計等業務に係る公募型プロポーザルの実施について、第一次審査で選定された4者による技術提案書の公開プレゼンテーションを30日に開催する。
開催場所は、守山市民ホール小ホール(守山市三宅町125)。事前申込や参加費・受講費は不要。9時30分開場・受付開始(先着順)。10時開会、10時5分開始。4者が続けてプレゼンテーションを行った後、ヒアリングを行う。終了時刻は13時の予定。
公開プレゼンテーションおよびヒアリングは、契約予定者等を特定するための第二次審査となる。
選定業者は▽鰍`S(東京都港区)▽鰹ャ堀哲夫建築設計事務所(東京都文京区)▽滑ツ境デザイン研究所(東京都港区)▽日建設計・日建設計CM共同企業体/代表構成員…鞄建設計大阪オフィス(大阪市中央区)―の4者。
守山市市民文化会館(守山市民ホール)は、1986年(昭和61年)11月の開館以来、文化芸術に触れる場として、また式典や発表の場として、多くの市民に親しまれてきた一方、建物・各種設備は経年による老朽化が進み、安全面・利用面での課題を抱えている。
これを受け市では、今後も安全かつ安心して、より豊かな市民生活に寄与するため、大規模改修に取り組むことになった。
基本設計・実施設計にあたっては、公募型プロポーザル方式を採用しており、基本計画を踏まえて、改修工事費を意識した上で、創造力や技術力を発揮する最も適切な設計者を選定する。
設計等業務の履行期間は、契約締結日から2027年(令和9年)3月25日まで(基本設計業務は26年〔令和8年〕3月27日まで、実施設計業務は27年〔令和9年〕3月25日まで)。なお、必要な調査については適宜行う。業務委託料は3億0800万円(税抜き)を想定している。
基本設計・実施設計業務後に、施工監理業務を発注する予定。
改修工事費(本体工事、付帯工事、駐車場・外構工事等)は、現時点で総額60億円(税込み)を上限としている。
27年度(令和9年度)に従来方式での工事発注・入札(4〜9月)を予定。施工期間は27年(令和9年)10月〜29年(令和11年)6月を想定している。29年(令和11年)秋のリニューアルオープンを目指す。
現在の守山市民ホール(守山市三宅町125〔敷地面積1万2827平方b〕)の建物規模は、RC造一部SRC造及びS造地下1階地上2階建(塔屋1階)、延8970・25平方b。大ホール(1300席)、小ホール(300席)のほか、展示室、リハーサル室、練習室、会議室、学習室、調理実習室、工芸室などを備える。
提供:滋賀産業新聞