木内建設(静岡市駿河区、木内藤丈社長)と加和太建設(三島市、河田亮一社長)、須山建設(浜松市中央区、須山雄造社長)の3社は6月16日、地方ゼネコン100社超をつなぐオンラインコミュニティー「ON―SITE X(オンサイトエックス)」の活動の一環として、「第2回建設会社若年者交流会」を、木内建設本社で開いた。
木内建設から新入社員15人、加和太建設から入社6年以内の若年社員11人、須山建設から新入社員14人が参加。冒頭のあいさつで、木内社長は「この交流会を機に、いろいろな考え方や視点を吸収し、現場で活躍してほしい」と呼び掛けた。
午前の部では、木内建設のオフィスを見学し、その後、参加者同士で建設業に入職した理由や働く上で重要視する価値観などを話し合った。また、工事の作業や安全確認などの各業務事項の目標を細分化し、自発的なスキル向上を図る「ブルームシート」を使い、教育面で先輩社員や企業に求めることについて意見を交わした。
午後の部では、木内建設が受注した「(仮称)エムツー静岡新社屋新築工事」の現場を見学。工事概要の説明を受けた後、大型デジタルサイネージを活用した朝礼看板やITツールによるペーパーレス化などDX推進の取り組みの他、熱中症対策などを学んだ。
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提供:建通新聞社)