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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/06/23

【埼玉】朝霞市、公共施設マネジメントで計20施設の対応方針

 朝霞市は「公共施設等マネジメント実施計画」第2期策定に向けて、計画案に関する市民意見を募ることで計画の修正を図る。2026〜35年度の10年間を充て、合計20施設の長寿命化や大規模改修を進める方向を打ち出すもの。7月まで意見を集めて方針を修正した上で、8月をめどに計画をまとめる見通しだ。
 主な長寿命化・大規模改修の対象施設は▽市役所▽中央公園野球場▽同陸上競技場▽総合福祉センター▽泉水保育園▽栄町保育園▽保健センター▽特別養護老人ホーム朝光苑▽さくら保育園▽弁財市民センター▽宮戸保育園――など。計画期間内に、それぞれ3〜4年程度を充て設計・施工を進めていく方針。
 北朝霞・西朝霞・南朝霞・東朝霞の4公民館、内間木支所、溝沼学校給食センターについても期間内に長寿命化などの対応を図る。旧溝沼浄水場跡地を活用する「溝沼複合施設」も、当初計画通り26〜27年度に建設工事を進める予定を示す。
 過去に耐震診断を実施済みの北朝霞保育園に関しては、耐震改修・長寿命化などの方策を具体化させる予定。また、計画上では「耐震診断・大規模改修」が必要としていた消防団第八分団詰所は移転を検討していく。
 第2期期間内で改修などを実施する予定はないが、期間内に耐用年数を迎える施設もある。そうした施設は劣化状況調査などを行い、当面の安全な使用に問題がなければ第3期以降の計画で対応する考え。

提供:埼玉建設新聞