香川県は、開園後30年以上が経過し、施設全体の老朽化が進むさぬき空港公園のリニューアルに向け、基本計画を策定する。同公園は、隣接するさぬきフラワーガーデン(香川県園芸総合センター)が昨年リニューアルしたことを受けて再整備の検討を開始する。具体的なスケジュールなどは計画内で詰める方針だ。
さぬき空港公園は、高松空港の北側のカントリーゾーン、ポートヒルゾーン、アドベンチャーゾーン、西側のスカイゾーンがある。このうち、さぬきフラワーガーデンに隣接するカントリーゾーンの一部では、本年度から施設改修工事の設計業務を行う。また、開園前の箇所は基本計画の対象外となる。
公園全体の敷地面積は67・9f。所在地は高松市、綾川町内。
園内には、鉄筋コンクリート造平屋のトイレが管理事務所を含めて9カ所ある。管理事務所の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ359平方b。
グランスキー場、雲の洞窟、複合遊具が設置されたちびっこ広場、ジャブジャブ池がある記念広場、天然芝のグランスキー場などがある。
橋梁は1カ所に架かっており、橋長は17・7b。構造は上部工がプレテンション方式PC単純T桁橋、下部工が逆T式。
ベンチの数は136基あり、テーブル併設タイプは13カ所設置されている。テーブル一つにつきベンチが2基セットになっているタイプが10カ所、丸イスが4台セットのタイプが3カ所ある。
現在、「さぬき空港公園 基本計画検討業務委託」の制限付き一般競争入札(総合評価落札方式)の手続きを進めている。主な業務は、計画内容の検討や方針決定、基本計画図の作成、概算工事費の算出など。納期は26年2月27日。7月17日に開札する。
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建通新聞社