金沢市は23日、浅川町イ130番地「森と市民をつなぐ拠点施設整備工事(建築工事)」を制約付き一般競争入札で公告した。競争参加申請書の受付は7月10日から14日正午までで、開札は8月1日に行われる。
入札参加資格については、2者構成の特定建設工事共同企業体とし、構成員の共通要件は▽建築一式工事「A等級」に格付▽主たる営業所の所在地が金沢市内−など。代表者の要件は▽建築一式工事の総合評点に主観点数を加算した数値が950点以上、かつ同工事の年間平均完成工事高が3億8000万円以上▽2010(平成22)年4月1日以後に、石川県内においてRC造またはSRC造で延べ床面積1300平方メートル以上の建築物の新築、増築、改築または改修工事を元請として施工し、引き渡した実績−など。その他構成員の要件は▽同830点以上、かつ同1億6000万円以上−など。
市では、健全な森林の育成・整備、森林資源の利用拡大及び森づくり活動の推進と、持続的な発展を目指して、旧東浅川小学校の校舎棟(RC造3階建て延べ2612平方メートル)や、屋内運動場棟(RC造平屋建て787平方メートル)などを改修し、森と市民をつなぐ拠点施設を新たに設ける。
工事概要は、同拠点施設整備に係る建築工一式(旧校舎棟/内部改修、外壁改修、屋上防水 旧屋内運動場棟・旧プール付属棟/内部改修)。予定価格は3億6740万円。工期は26年8月31日までで、同年10月の開設が見込まれる。
建築実施設計は金沢計画研究所が担当した。